こんにちは。工具のカタログを見るのが大好きな大工のツンです。
私の倉庫(押入れ💧)には仕事で使う色々な電動工具があり、充電工具は基本的にマキタを使っています。
たくさん種類があって本当に助かっています。
最近インパクトドライバの元気がなくなってきた気がするので、今後40Vの需要もますます増えていくはず!と期待してこの度18Vから40Vに順次変えていくことに決めました。
40Vは今後普及していくのか?
40Vの工具は2019年にマキタが売り出し始めましたね。
発売前から職人さんの間ではよく話題になっていました。物珍しさに当初購入している人もいましたが結局あまり使わず、18Vに戻ってくるという不思議な現象が起きていたようです。
身近にはマルチボルトのHiKOKI(ハイコーキ)を使っている人はたくさんいますがマキタの40Vの充電工具を使っている職人さんはあまり見かけません。
でも実際使ってみて思ったんですが、18Vだと力が足らなかった場面でも40VだとAC機(100Vコード付電動工具)と同じほどパワーがあり、もうAC機はいらないかなぁ〜と個人的には思うほどです。
なので今後圧倒的にパワーのある40Vの充電工具はさらに普及していくだろうと思います。
とはいっても、連続作業はやっぱりAC機にかなうものはありませんね。ちなみに、私は親方の教えによりAC機は日立工機(現HiKOKI)が多いです。
モーターが強いからって教わったんだけど、ホント壊れねーんだ。これが!
でも充電工具は結局、品数の多さでマキタを使ってます。
メリット
圧倒的パワー
マキタのバッテリーは 10.8V 14.4V 18V そして40V
数字だけでもパワーアップしていることは容易に想像できます。
そう!やはりパワーが違う!というところが購入するメリットの1つと言えるでしょう。
前述しましたが、18Vだと力が足らなかった場面でも40VだとAC機に引けを取らない使い方ができます。
例えば丸ノコでの木材の縦挽き、18Vだと保護装置が効いて止まってしまう事も多々ありますが、40Vなら粘りが利きます。
でも、40Vはプロがハードに使うものとして売り出されているようなので、DIYなどの作業では14.4Vもしくは18Vで十分だと思いますよ!逆に力がありすぎて使いにくいかもです。。。
今後購入した40Vの電動工具の実際使ってみた感想も記事にしたいと思っています。
連続作業量
40Vを使ってしまうと、18Vの作業量がすごく少なく感じます。
丸ノコだと、18Vは半日でバッテリーが終わってしまってましたが、40Vは今の所1日近く持っています。
一回の充電での作業量が格段に上がりました。
充電時間
マキタのカタログによると、
40V2.5Ahのフル充電が28分
18V6Ah のフル充電が40分
いいですね!充電時間が早いので、「バッテリー切れたけど次のバッテリーが充電しきれていない(泣)」ということもなくなりそうです。
長寿命
バッテリーの使い方にもよりますが、私の使い方だと18Vでは約2年くらいするとパワーが落ちてくるように感じます。(色んな工具⇨BL1860Bを4個、BL1850Bを2個で毎日使い回し)
これは使ってみないとわかりませんが….マキタさん期待しています!!
デメリット
重さ
パワーと引き換えと言われたら仕方のないことですが、18Vに比べて40Vのバッテリーはやっぱり重いですね〜。
今は40Vの2.5Ahを使っていますが、以前使っていた18V6.0Ahと比べて、40g重くなっています。
本体も重量が増えているものがあります。
バッテリー+本体の重量を合わせるとそこそこな重さになってしまうので、慣れるまでは時間がかかりそうです。
ちなみに丸ノコは300g違います。バッテリー+本体合わせて340g増!これは重いですね。
価格
仕事量など色々考えてみるとコスパとしては悪くないかもしれません。これはしばらく使ってみないとなんとも分からないところでもありますが、初期投資としてはやっぱり少し割高感があります。
工具数
18Vと比べると40Vはまだまだ少ないですね。どんどん新製品が出ていますが、マルチツールやカンナ、ジョイントカッタなどなど気の利いた工具はまだまだ18Vに頼ることになりそうです。
マキタさんどんどん新しいのお願いします!
さいごに
マキタの回し者ではありませんが、日立のマルチボルトに変えようと思っている人、どうせ日立に変えるんだったら工具本体も全部買い替えということになりますよね?だったらマキタの40Vにしてもおんなじですよ〜!電圧の違いをカバーしているマルチボルトには魅力を感じますが、やっぱり耐久性の面で専用設計ならではの長所もあると思うんですよね。
これから40Vをバンバン使って仕事頑張ります。気づいたことを記事にしてアップしていきたいと思います。